熱はかりを用いた石炭の工業分析法の検討(<特集>石炭利用と分析化学)
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概要
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石炭工業分析の迅速化を図るため熱重量分析法の適用を検討した.従来のJIS法で実施した場合に比べて,所要時間は大幅に減少した.分析結果については,揮発分が若干JIS法より低くでたものの,水分,固定炭素,灰分はJIS法とほぼ一致した.今回の結果から,簡易な方法であることが分かり,今後発電所などの現場においても十分使用していけるものと判断できた
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1985-05-05