マイクロコンピューターを用いた熱中性子放射化分析におけるガンマ線スペクトル予測システム
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概要
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分析化学における予測システムの一つとして熱中性子放射化分析法を取り挙げゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトルを予測するプログラムを16ピットマイクロコンピューター上に構成した.このプログラムにより,任意の実験条件下での任意の元素に対するガンマ線スペクトルを予測することができ,中性子放射化分析法において最も重要な問題である照射時間,冷却時間,計数時間の設定が迅速,より正確に可能となる.実測データと予測データの比較の結果,よい一致が観察され本システムの有効性が確認された.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1984-09-05