高速液体クロマトグラフィーによるクレアチンキナーゼアイソエンザイムの活性測定への固定化酵素カラムリアクターの応用(<特集>生体成分の高速液体クロマトグラフィー)
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概要
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テトラエトキシシランから合成される含フッ素ゲル状化合物を固定化用担体に用い,ヘキソキナーゼ及びグルコースー6-リン酸デヒドロゲナーゼの固定化酵素カラムリアクターを作製して,高速液体クロマトグラフィーによって分離したヒト血清中クレアチソキナーゼアイソェンザイムの活性測定に応用した. クレアチンキナーゼによって生成したアデノシン三リン酸は高感度で検出され,その検出限界は15 Dmol であった. 各アイソェソザイムの活性は1.0 U/L から500 U/L の範囲で測定でき,長期にわたって安定した分析が可能であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1984-07-05
著者
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林 守正^
(株)島津製作所応用技術部
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石田 泰夫
(株)島津製作所応用技術部
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石田 泰夫
(株)島津テクノリサーチ
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林 守正^[○!R]
(株)島津製作所応用技術部
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三上 博久
(株)島津製作所応用技術部
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