金アマルガム・冷原子吸光法による気中水銀の連続測定
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概要
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金アマルガム・冷原子吸光法による気中水銀の連続測定装置を試作した.系内の汚れを防ぐこと,共存ガスによる干渉をなくすことによって極微量水銀の安定した測定が可能となった.水銀捕集剤としてはクロモソルブ Pに金をコーティングしたものが長時間の繰り返し使用が可能であること,クロモソルブに対する有機性ガスの吸着は水銀捕集剤の温度を120℃に加熱しておくことで除けることなどが分かった.0.19ngの水銀蒸気を用いて10回繰り返しによる相対標準偏差(c. v.)は3%であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1983-06-05
著者
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谷田 幸次
日本インスツルメンツ(株)応用技術部
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福田 洋之
日本インスツルメンツ株式会社
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谷田 幸次
日本インスツルメンツ
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星野 宗弘
日本インスツルメンツ株式会社
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星野 宗弘
日本インスツルメンツ
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