誘導体化-連続流れ方式・化学発光法による水中ホルムアルデヒドの定量
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概要
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環境試料中のホルムアルデヒドを定量するために, 4-アミノ-3-ペンテン-2-オンを用いて蛍光性の誘導体に変換した後, シュウ酸ビス(2,4,6-トリクロロフェニル)-過酸化水素系の化学発光法を適用した.化学発光試薬の溶媒にはアセトンが最適であった.検出限界は9.3ngml^<-1>で, 検量線は70μg ml^<-1>まで直線となった.通常のイオン類は定量の妨害とはならない.同族の高級アルデヒドはこの反応条件で誘導体を形成しないが, 負の誤差を与える.
- 1993-08-05
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