超臨界流体抽出/分取超臨界流体クロマトグラフィーを用いたポリ塩化ビニールシート中の添加剤の分析
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概要
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ポリ塩化ビニールシート中の添加剤の分析を, 超臨界流体抽出, 抽出物の濃縮, 分取超臨界流体クロマトグラフィーの3工程の連続操作により行った.添加物は5個のフラクションに分画され, 各フラクションはIR法, ゲルパーミエーションクロマトグラフイー, HPLCにより同定, 確認された.その結果第一分画は飽和炭化水素化合物, 第二分画は芳香族化合物, 第五分画は高級脂肪酸エステルであると推定された.第四分画はフラクション全重量の83%を占めており, 約4種類の物質の混合物であることが分かり, その大部分が主可塑剤として用いられるジ-2-エチルヘキシルフタレートであること, 少量のジブチルフタレートを含んでいることが確認された.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1990-02-05
著者
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齋藤 宗雄
JASCO Corporation
-
斎藤 宗雄
日本分光工業株式会社
-
斎藤 宗雄
日本分光(株)
-
斎藤 宗雄
日本分光株式会社lc技術部lc応用技術課
-
山内 芳雄
日本分光(株)
-
SAITO Muneo
JASCO Corporation
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