対数尺を用いた保持指数システムによる毛管ガスクロマトグラフ法のデータ収集・検索法と対数クロマトグラム
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概要
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充てん式分離管を使用するGCの保持値のデータの収集・検索法については既に報告した.一方毛管GCは,事実上充てん式のほぼ10倍もの理論段数を有し,高分離能が得られ,はるかに確度の高い同定が可能である.そこで,本法を毛管式GC法にも適したデータ収集法とするため,対数尺の目盛間隔を2倍にするとともに,保時指数法に準じた補内法の採用により確度の向上をはかった.又,本法の自動化に関連して,クロマトグラムを描かせるとき,その横軸を時間等間隔でなく,時間の対数値に比例するものとして記録すれば,定性分析用として多くの利点を持つクロマトグラムが得られることが分かった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1977-02-10
著者
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