英日機械翻訳におけるテキスト情報の利用について
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概要
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機械翻訳においては、品詞等、構文的カテゴリーを中心とした構文規則のみでは文意が捉えられない場合が多い。この為、概念(単語)間の意味的制約を構文規則に付与する方式や、深層格で文を捉える方式が行われている。さらに、文脈・談話といった発話状況を考慮した文章理解として機械翻訳を行おうとする、石崎の試みもある。本報告では、文章解析の手段として、文書の種類や文書の構成といったテキスト情報に着目し、それらが機械翻訳にどのように利用できるかを英日翻訳を例にとって述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01