レーザホログラフィ干渉縞の自動処理
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概要
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物体の振動・変形を計測する手法としてレーザホログラフィが普及しつつある。この計測法は、変位の等高線を干渉縞として容易に得ることができるので、ディジタル画像処理により定量的な変位分布を自動的に算出することが望しい。しかし、ホログラフィ画像には物体自身(背景)の像と干渉縞との混在や局所的な濃度変調などがあるため、一般の二値化や細線化等の処理では干渉縞を等高線(数値データ)として抽出することは極めて困難である。これまでに、濃淡追跡法が提案されているが、追跡始点の決定ができない等の問題を残しており、自動化には至っていない。ここでは、干渉縞の発生パターンが推定できるチルト法で計測された画像について、干渉縞の抽出、縞次数の付与、変位分布の表示までを自動処理する手法について検討した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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