相関法による二次元イメージの貼り合わせ法
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概要
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文書・図面等の必要部分のみを二次元イメージセンサを用いて処理装置に入力する場合、逐次入力される互いに共通な領域を持つ二次元画像の貼り合わせ技術が必要である。2枚の画像の貼り合わせには、構造的な特徴を用いる手法と統計的な特徴を用いる手法(統計的手法)があり、後者は、多値画像への拡張が容易であるという利点がある。しかし、従来の統計的手法は、画素毎の計算のため計算量が多く、対象を文字列画像に限定している。本稿では、統計的手法に基ずき、計算量を減らし、文書・図面等の画像の貼り合わせを可能とする貼り合わせ法を提案し、実験結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01