メタファー理解の試み
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概要
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既存の言いまわしでは表現できないモノを表現したり、生き生きとしたコミュニケーションを行うために、メタファーが用いられている。人がどのようにメタファーを理解しているかの検討、及び、そのプロセスについては多くの議論がなされており、特にすぐれた研究の1つに安井(1976)がある。しかし、メタファーによるコミュニケーションは、高度な精神活動を前提とした言語行動であるために、計算機によるメタファーの取り扱いは、未だ殆どなされていない。本研究は、安井により定式化されたメタファー理解のアルゴリズムの1部を計算機上でシミュレートしたものである。計算機によるメタファー理解の研究は、人がメタファーを理解するプロセスの、より詳細な記述を与える。又、計算機によるメタファーの理解・生成を試みることにより、人と計算機との間に新しいコミュニケーション方式を導入するための手がかりを得ることができると考えられる。
- 1986-10-01
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