LANにおける応用プログラム間通信の適用と考察
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概要
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OA(オフィスオートメーション), LA(ラボラトリオートメーション), FA(ファクトリオートメーション)化の進展とともに,事務所,研究所,工場内の各所に様々なコンピュータ(ミニコン,パソコン,オフコンなど)が設置されてきた.事務所内ではこれらの機器を相互にLAN(ローカルエリアネットワーク)接続している趨勢である.同様に,研究所,工場内においても関連する機器を相互にLAN接続して,複合分散システムを構築してより有機的な情報処理を目指している.我々は信頼度の要求される産業界の現場(研究,製造分野)におけるLANネットワークを構築するための通信アクセス法IPCF(Inter Program Communication Facility)を開発した.本稿では,IPCFの開発思想とLAN運用をより柔軟にするための改善点について考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01