操作環境と機能の接続方式に関する考察
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概要
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計算機に保存された情報をユーザに効率良く伝えるために、情報の表示形態は重要な意味をもつ。多様で複雑に絡みあった情報を効果的に表示することは、使い易いインタフェースを提供するための要件の一つである。しかし、情報の最も効果的な表示形態は、ユーザの視点や好み、利用目的、作業経過等に依存する.そのため、一つの情報に対し、ソフトウェア開発者が全てのユーザに最適な単一の表示形態を提供することは困難である。本稿では、一つの情報を様々な視点から表示可能で、ユーザが表示形態を動的に選択でき、新しい種類の情報を慣れ親しんだ表示形態で表示したり、既存の情報を新しい種類の表示形態によって表示できる環境をユーザに提供するための一構成方法を提案する。以下では情報ソースを単にAP、表示形態を単にViewerと略す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27