ISDN Dチャネルパケット呼管理方式
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概要
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サービス統合ディジタル網ISDNは、高速な情報伝送手段及び、多様なサービスを提供する公衆網である。わが国においても、昨年、基本インタフェース (2B+D)による回線交換サービスが開始され、今年からは、制御信号伝送用チャネルであるDチャネルを利用したパケット交換サービスが開始される予定である。Dチャネルパケット交換によるデータ通信機能を持つ端末では、レイヤ3において、回線交換はCCITT勧告I.451、パケット交換はX.25に準拠したプロトコル制御を行う。そして、パケット交換呼は、X.31に準拠した手順で呼接続を行う必要がある。本稿では、X.31に準拠した呼接続手順に対応した呼管理の実現方式について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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大野 修司
(株)日立製作所 マイクロエレクトロニクス機器開発研究所
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多田村 克己
(株)日立製作所 マイクロエレクトロニクス機器開発研究所
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中根 啓一
(株)日立製作所 マイクロエレクトロニクス機器開発研究所