ISDNにおけるチャネル有効利用法
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概要
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高度情報化社会の基盤となるISDNの商用サービスは基本インタフェースが1988年4月に、1次群インタフェースが今年6月に開始され、ますます需要が高まっている。ISDNは既存の電話網に比べ、いくつかの優れた特徴を持っており、コンピュータ通信においてもISDNが利用されるようになってきている。コンピュータ通信でISDNを利用する場合には、その特徴を積極的に活かした利用法を実現することが重要である。ここでは回線/パケット交換の切替え等に代表される呼毎の属性変更や,1回線による複数チャネルの同時利用という特徴を活かすため、チャネルの有効利用に着目する。チャネルの有効利用法として、(1)1回線上の異なった属性の端末収容力式、(2)複数チャネル同時利用による高速転送方式、について報告する。なお、本方式はDIPSで実現し、提供している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16