電子ファイリングシステムにおけるデータベース照合方法
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概要
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近年、光ディスクを記憶媒体として、イメージで構成された書類を管理するファイリングシステムが急速に普及し、オフィスのペーパレス化に貢献している。このようなファイリングシステムでは、イメージデータを効率よくアクセスするため、データベースを使って書類を管理する方法が主に採用されている。DP上で動く電子ファイリングシステムも、リレーショナルデータベースを使用して、書類を階層的に管理している。本データベースは汎用的に他のアプリケーションからも参照できるように、照会を実行する処理が、照会中枢と呼ばれる1つのプロセスとして用意されている。一方、電子ファイリングシステムのように、同一のリレーションをいつも類似した形で参照するような場合には、アクセススピードを上げるため、直接データベースをアクセスすることもできる。電子ファイリングシステムで使用しているデータベースの構造と参照方法について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15