知的作業支援DBMSの開発
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概要
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知的日本語プログラム言語SPPMは、日本語文法に基づき、知識処理などの高度なプログラムを効率よく作成することを目的として開発した。今回我々は、SPPMの一つの応用研究として、個人向けに知的な作業を支援するデータベースマネージメントシステム(SPPM-DB)を開発した。SPPMは次の特徴を持つ言語である。(1)日本語によるプログラミング(2)オブジェクト指向型プログラミング(3)知識処理機能(4)グラフィックス機能これらの特徴を生かし、業務管理者や技術者などが、自らの作業上で利用できるSPPM-DBを構築したので報告する。本システムは、既存のDBMSとは異なり、非定型的な日常発生する種々雑多な情報を蓄積し、その情報を再利用することを主眼としたものである。SPPMの特徴を利用することにより、知的なデータ検索を可能にした。また、ユーザもSPPMでプログラミングすることにより、システムの拡張が行える。
- 1988-09-12