データベース管理システムにおける光ディスクライブラリ装置のサポート方式
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概要
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近年、マルチメディア情報処理分野の発展に伴い、文字・数値データ以外に、図形・画像等の長大データのデータベース化が望まれている。長大データを文字・数値データと共にリレーショナルデータベース管理システム(DBMS)で一元管理する方式は先に提案した。しかし、長大データのデータベース化ではデータ量が多いため(数十K〜数MB)、ファイルコストが高くなるという問題がある。長大データのアクセス頻度が低い分野では、長大データの記憶媒体としてライブラリ型の記憶装置を利用すればファイルコストを抑え、大容量のデータベースを経済的に構築することが可能となる。本稿では、大容量、低コストの新しい記憶装置である光ディスクライブラリ装置[OLU]をデータベースの格納装置として利用する場合の問題点と解決方式及び、その評価結果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12