オブジェクト指向の効果的学習手順 : 構造化パラダイムの技術者のために
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概要
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オブジェクト指向技術が研究の段階から実践の段階を迎ている一方, 一般企業に於いて多くの比率を占める事務アプリケーションのSEは長年親しんだ構造化パラダイム(構造化手法・COBOL・滝モデル等)を依然踏襲しているケースが多いというのが実情である。これらの技術者にとって, 拡張性・再利用性短期開発といったオブジェクト指向のキーワードはニーズに合致し, 今後多くの者がオブジェクト指向へのシフトを試みることが予想される。本稿では, グループ学習の経験を基に, 構造化文化の技術者がオブジェクト指向を学習する際陥り易い問題点を指摘し, それを克服する為の効果的学習手順について提案を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24