情報機器及び情報社会の急速な変動に対する不安要因の分析 : 文系女子短大生のアンケート調査研究
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概要
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情報社会が急速な発展を続けるなかで、生活のあらゆる方面でコンピュータが活用され、コンピュータ操作は今や社会人としての必須技術となりつつある。情報技術・社会に対して不安を抱いている多くの学生は、現状のような基本操作技術の習得を目的とする授業に満足しているとはいえない。情報処理教育を技術教育だけにとらわれない、コンピュータの実利用法、マルチメティア社会に対応できる自己のコンピュータ観の確立[4]をも目的とすれば、その不安は軽減するのではないかと考える。本稿においては、コンピュータ操作及び情報社会に対する不安要因を中心に調査分析し、情報処理教育の在り方を見直すことを目的とした。以下、第2章において具体的な調査内容について、第3章で不安要因の分析、評価をおこない、第4章においてまとめと今後の課題を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12