WWW上のグループウェアにおける添付資料機能の実現
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
WWWの爆発的な普及によってWWWプラウザは一種のユーザ環境となりつつある。単に文書等を読むだけではなく、そこで様々な作業を行えるようにWWW上にアプリケーションを構築する例は多い。特にハイパーテキストやマルチメディア・データを扱える特徴からWWWはコミュニケーションのフレームワークとして非常に適していると言える。これまでにもWWW上でのメールやニュースなどの読み書きを可能にするアプリケーションは多数存在していたが[1]、さらに最近ではJava言語[2]の出現によってWWWプラウザ上に単なるフォーム以上の複雑なアプリケーションを構築できるようになった。本研究ではWWW上で利用可能なグループウェアを設計、実装した。その際に単に文書をHTML化してWWW上で閲覧可能にするだけでなく、文書に別資料を添付させる機能を持たせた。まず、システムの概要について述べ、次に添付資料機能の実現方法についで述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12