プラント運転手順の自動導出システム
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概要
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沸騰水型原子力プラントの異常・事故時の運転手順を動的に導出するシステムを開発した。一般に、原子力プラントでは対多重の安全設備が設けられている。これらの安全設備を有効に活用し、より一層の安全を達成するために、いくつかの運転支援システムが開発されてきた。これらのシステムは、プラントを安全な状態に導く運転操作手段を導出することを目的とするもので、プラントの状態/故障モードとそれに対応する予め定められた運転操作手順を知識ベース化し、プラントのプロセスデータの変化に基づいて適切な運転操作を選択するものである。これら従来の支媛システムに対して、本システムは、予め定められた手順ではなく、プラントの構造モデルを基に、正常に機能する機器を組み合わせ、手順を導出すると言う特徴を持つ。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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