分散型音声メッセージングサービスのネットワーク構成の検討
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概要
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NTTでは伝言ダイヤル^<TM>、メッセージ・イン^<TM>といった音声蓄積サービスを提供しているが、現在は蓄積装置に対応してサービス提供エリアが独立している。これらをネットワーク化することにより、資源の有効利用を図れるばかりか新しい多様なサービスを提供することができる。本稿では、コンピュータネットワーク上の電子ニュースシステムを音声に適用した掲示板型サービスをモデルとして、蓄積装置を有機的に結合したネットワーク上で動作する「分散型音声掲示板サービス」を提案し、サービスを提供する上での技術的課題について述べる。また、課題の一つである分散された音声ファイルの位置管理に、CCITTで勧告されているX.500ディレクトリ・システムの適用を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28