遅れ和をもつ1機械スケジューリング問題と確率的探索法 : 数値実験による性能評価
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概要
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遅れ和を最小とするジョブの処理順序を求める1機械の場合のスケジューエリング問題は、現実の生産工程にあらわれるスケジューリング問題の中で最も基本的な要素のひどつだが、組み合わせ問題としてはNP完全であることが知られている。ジョブの数が比較的少数な場合については、高速に最適解を求めるためのアルゴリズムがいくつか提案され、またそれらの数値実験的な性能評価がおこなわれてきているがジョブの数が大きい場合、とりわけジョブが重みづけを持つ場合は最適解を求めるための有効な手法は得られていない。本論文では、ジョブの数が大きい場合(50および100)の問題に対して、より最適に近い解を求めるための確率的探索手法であるシミュレーテッド・アニーリングを適用し、数値実験による解の性能評価をおこなう。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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