機械翻訳を利用した格助詞教育支援方式
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概要
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英米人の日本語学習者にとって、格助詞の正確な運用能力を獲得することは難しいと言われている。この原因として次の2点が挙げられる:1)英語には格助詞に相当する品詞がない,2)格助詞と、格助詞の示す格関係との対応関係が必ずしも1対1でない。この問題を解決し、正しい運用能力の獲得を支援するため、我々は、学習者が、自分の言いたい内容に対する格構造を推定し、さらに格関係に対応する格助詞を推定する能力を養成するシステムを、EDR電子化辞書を用いた機械翻訳を拡張することにより試作している。本論文では、その格助詞教育支援方式について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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三吉 秀夫
シャープ株式会社
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岡本 潤
(株)日本電子化辞書研究所
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三吉 秀夫
(株)日本電子化辞書研究所
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馬渡 恭三郎
(株)日本電子化辞書研究所
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岡本 潤
(株)日本ピーエス・興和コンクリート(株)共同企業体
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