自律移動ロボット利用のためのヒューマン-ロボットインタフェース
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概要
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近年、音声蓄積サービスなどの高度電話サービスが盛んに提供されるようになった。このようなサービスでは、通常「音声通信とプッシュボタンによる応答」という、電話の基本機能のみを用い、ガイダンスによりユーザを誘導している。この場合、サービス全体の流れやガイダンス内容が十分に検討されていないと開発の手戻りをまねいたりユーザを混乱に陥える原因となり、これがサービスの評判に影響を及ぼす。しかし、これまで高度電話サービスのヒューマンインタフェースの研究としては、サービスの選択肢配置に関する一検討のみでほとんどなされていない。本研究では、こういった高度電話サービスの操作性を開発時から評価しサービス仕様の修正に役立てるために、実験的なサービス提供時に利用状況を遠隔モニタリングして多数のユーザの行動からサービスの操作性を評価できるようにすることを目的としている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24