メトリクスの標準化による品質管理
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概要
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ソフトウェア製品の品質を向上させる為には、出荷する前に作り込んだバグを、できる限り摘出する事が必要である。我々の現場では、開発開始時に作り込むバグ数を予測し、その数を摘出目標として管理する方式をとっている。従来はこの摘出目標値の妥当性や品質の判断基準がなかった為、目標値が妥当でなかった場合、後戻り作業が発生したり納期が遅れたりする事があった。こういった問題を回避する為に、品質状況を分析し、必要な対策をタイムリーにとる為のメトリクスを標準化した。これについて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24