ヴァージョン・アップに伴うシステム中断時間短縮方式の検討について
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概要
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高度情報化社会のニーズにより、オンラインシステムは複雑化する一方であり、機能向上のためのヴァージョン・アップは不可欠なものになっている。しかしヴァージョン・アップ時は、システムファイル,データベース,一般ファイル等は、オンラインを停止した長時間のファイル移行作業が必要となるのが通常である。上ころが24時間連統運転システムに於いては業務停止を伴なう長時間のファイル移行作業は致命的であり、極力システム停止時間を短縮したシステムの移行作業を行う必要がある。本稿では、ミラーディスク(二重化ボリューム)を用いて、ファイル移行を一部オンライン中に実施することにより、システムを最小限の停止で移行する方式について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24