システム操作のためのインタフェースについての一考察
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概要
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近年のコンピュータシステムではサーバ・クライアント方式の採用により,パーソナルコンピュータやワークステーション(以後ワークステーションと記述)でのホストデータの加工や操作性の良いグラフィック画面の利用が簡易に行えるようになってきている.これらの動きは一般業務だけでなく,従来は文字ベースの端末装置を状態表示およびコマンド入力の窓口としていたシステム監視・操作の分野でも,ワークステーションの高度なグラフィック画面と高い操作性を利用したシステムの監視・操作機能や,利用者独自の運用アプリケーションによる監視・操作のためのプログラミングインタフェースが提供され始めてきている.本稿では,コンピュータシステムの監視や操作をワークステーション上のグラフィック画面からに行うための機構やプログラミングインタフェースについての1つの考え方,およびそれにより解決される問題点について説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24