構造化文書体系(ODA)の処理 : 問合せ言語による構造化文書の集合的ビューの記述
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概要
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オフィス文書の国際規格であるODA(Open Document Architecture)には、文書の論理的な構造を表す論理構造が導入されている。論理構造はオブジェクトの木構造を成しており、あるオブジェクトとその直下の部分木に対応する文書の部分がどのような意味を持つかを規定している。文書のある部分の文書全体に対する意味付けは、通常その文書に書かれている内容から決定される。従って、その意味付けを知るには高度な自然言語処理が必要である。しかし、構造化文書体系においては論理構造を用いることにより、文書構造の意味付けを知ることができる。構造化文書の論理構造は、構造の意味も含めてそれ自体データであり、その集合はデータベースを形成する。これを文書データベースと呼ぶことにする。本稿ではこの文書データベースに対する視点(ビュー)とその利点について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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