PAD機能を用いたプロトコル変換・集線装置の構製法
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概要
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最近,パソコン通信や企業内オンラインシステムなどで,広域ネットワークを介して端末をホストコンピュータに接続するシステムが広く普及している.このようなシステムにおける種々の端末手順のデータ,バケット組み立て/分解することによりX.25手順に変換し,ホストコンピュータなどのバケッとに端末に接続する装置は,一般にPAD装置と呼ばれる。また,X.25手順のバケットの多重化が可能なため,PAD装置では前述したバケット組み立て/分解機能による非バケット端末手順のX.25手順への変換のほかに,複数の端未を集線しバケット端末に接続することができ,X.25手順回線などの設備コストの削減を行なう集線装置としての機能も持たせることができる.今回,各種端末手順をサポートし,集線効果の高いPAD装置を開発した.本稿では,このPAD装置の構成法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24