知的計算のための計算機アーキテクチャ : トリプルコンピューティングシステム(1)
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概要
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浮動少数点演算を知的に実行する計算機アーキテクチャを提案する。実数を計算機内部でデジタル変換する際、従来の表示以外に、その表現を上下からデジタル的に挟んだ"3倍体表示方式"(切り下げ,従来,切り上げ)を採用する。そして、各演算の実行ステップ毎に、結果の3倍体表示の大小順序が保存されるように計算を行う。例えば、引き算なら、(下-上,従来十従来,上-下)と結果が出るわけである。(中の項の演算は常に"従来通り"とする。)この方式による"トリプル計算法"は、従来の(ソフトによる)区間計算法や誤差解析と比較して、大きなメリットがある。紙数の関係上、一度に全貌を発表することは不可能であるが、中心的なアイデアはこの序論で把握できるものと期待する。以下、本論文では全体的な基本思想について、その概略を論ずる。
- 1996-09-04
著者
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