インタフェースエージェントによる心的支援の有効性
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概要
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自律的、社会的に動作するエージェントシステムの基礎、応用に関しての研究はこれまでに様々な分野においてなされてきた。なかでも、ヒューマンマシンインタフェースの研究においては、コンピュータ上での仕事や作業におけるユーザとコンピュータとのインタラクションを支援し、コンピュータ上での仕事や作業におけるユーザの負担を軽減するインタフェースエージェントと呼ばれるエージェントシステムも作られてきている。さて、コンピュータ上での仕事に限らず、仕事や作業にはユーザのやる気や熱意があってはじめて効果を表すことや、効率的な進行力望める場合がある. しかし、これまでのインタフェースエージェントの研究では、仕事や作業等の操作に対する支援をおこなっても、こういった仕事に対するユーザの熱意について支援を行うものは存在しなかった。そこで本研究では、コンピュータ上で仕事や作業(以下、仕事及び作業をあわせて単に仕事と略す)を行うユーザの心的部分の内、仕事に対する熱意に着目し、これを向上させることが新たなユーザ支援としての心的支援につなげられるのではないかと考え、そのための手法と有効性について検討を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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