ラップトップEWS SPARC LT(4)表示制御方式
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概要
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ラップトップ型パーソナルコンピュータはすでに一般的になってきた。しかしEWSの分野では未だにデスクトップ型が主流である。ラップトップ型EWSを実現するための問題としてはいくつかの理由が上げられるが、ディスプレイの部分における以下のような要因も大きい。(1)画素数EWSの表示画面としては1024x1024ドットクラスのものが必要である。これは現在のパーソナルコンピュータの約4倍に相当する。このため、画素数の増加、画素ピッチの縮小、高輝度表示、ちらつき防止等の課題に付いて、ディスブレイモジュール、ディスプレイ制御部の双方に技術課題があった。(2)応答速度EWSではマウスを多用したユーザーインタフェースが-般的である。ディスプレイの応答速度が遅い場合マウスカーソルを見失う場合がある。このため応答速度として遅くても50msec以下のものが必要であった。これらの技術課題を解決して開発したラップトップEWS SPARC LTの表示制御方式に付いて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25