ラップトップEWS SPARC LT(2)アーキテクチャ
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概要
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SPARCLTはRISCプロセッサを使用したラップトップEWSである。小型で使い易いラップトップに、デスクトップに劣らない性能、機能及び拡張性を実現する事が、基本的な開発コンセプトであった。また、標準的なソフトウェアとハードウェアに準拠し、既存及び今後開発されるソフトウェア、ハードウェアがそのまま利用できるような互換性の装備も重要なポイントであった。さらにSPARCLTではラップトップに実装するために、アーキテクチャの検討のほかに実際の回路設計上でも、コンパクト設計、低消費電力、低EMIノイズなどの技術課題があった。本稿では、SPARCLTのハーウェア・アーキテクチャとハードウェア構成の概要を述べ、高速化、コンパクト化技術について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25