オンライントランザクション処理方式おける異種DBMS利用技術
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概要
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オンラインのDBに対するニーズは年々高まる一方である。DBパッケージとしてCODASYL型DB(以下CDBと略す)が主流であったが近年リレーショナルDB(以下RDBと略す)への移行が進んでいる。CDBの長所として、(1)高速である(2)大量データ処理が可能(3)従来資産(データ・AP)が生かせるという点が挙げられる。一方、RDBの長所として、(1)操作性の良さ(2)データ管理の良さがある。この2つのDBパッケージの利点を活用し、1つのシステム内での両DBの利用を考えるシステム案が考えられてきた。ユーザ要望は、その後1電文(トランザクション)処理においても、CDB/RDBの混在使用を要求するに至った。両DB間の競合等に対する整理は既についていたが、オンライン中の両DB混在使用を可能とするための、オンラインパッケージとして工夫点として(1)トランザクション内での電文保証、(3)システム保証、(3)ファイル保証の点について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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柴田 洋一
Nttデータ通信(株) ソフトウェア開発部
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宮尾 信幸
NTTデータ通信(株) ソフトウェア開発部
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中田 博三
NTTデータ通信(株) ソフトウェア開発部
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中丸 一義
NTTデータ通信(株) ソフトウェア開発部
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松崎 義雄
NTTデータ通信(株) ソフトウェア開発部
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吉田 広信
NTTデータ通信(株) ソフトウェア開発部
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吉田 広信
株式会社 Nttデータ技術開発本部 ソフトウェア技術センタ