RDBIIにおける副問い合わせのジョイン変換
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概要
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富士通のリレーショナルDBMS製品であるRDBIIは、問い合わせ言語としてISO/SQL(9075)をサポートしているため、問い合わせ内に副問い合わせを記述することが可能である。しかし、副問い合わせを含む問い合わせは、一般に処理効率が悪いため、頻繁に使用することはできない。そこで,副問い合わせを含む問い合わせを、含まない問い合わせ形式に変換する方法が導き出された(1982Won Kim)。この論理をインプリメントすることにより、処理効率を憂慮せずに副問い合わせを記述できることが期待される。また、最適化の観点からすれば、アクセスパス選択の拡張性が増したと捉えることができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25