連続運転システムSURE SYSTEM 2000のOS SXO(7) : 遠隔監視・保守サービスの基盤技術
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
SURE SYSTEM 2000は、複数CPU構成DISKの二重化により、ハード/ソフト障害(以降、単に障害と略す)が発生しても障害部品を切り離してシステムを停止することなく稼働し続けることができる。しかし、全く問題力無い訳では無く、システム運用や業務に対して次に示すような影響を及ぼすことがある。また、24時間運転のため、無人化で運転する場合が多く,従来の保守手法では適用できなくなって来ている。CPU障害:正常状態のCPUに負荷がかかるため、業務のレスポンスが悪化する。DISK障害:一時的に二重化から一重化に切り替え運用するが、修復までの間にさらにDISK障害が発生すると、システムが停止する可能性がある早急に二重化に復元する必要がある。このように、連続運転システムにおいても、障害を迅速に対応する必要があり、次のような課題を解決して行かなければならない。-障害の早期検出システムの障害を早期に検出し、対処できるようにする必要がある。-メーカでの迅速な対応連続運転システムでは無人運転する場合が多いためシステム障害をユーザ経由では無く、メーカに直接通知して迅速に修復できる方法力が望まれる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25