交通環境計測のための図化手法
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概要
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道路における交通環境計測において、現場の状況の位置測定結果を、道路の鉛直上方から見た平面図として記録しておくことは、従来から種種の方面で重要視されてきた。このような交通環境の図化においては、データが高速に処理され、なおかつ高精度に結果が出力される必要がある。現状では、測量用のステレオカメラで環境を撮影し、図化機を利用して解析と作図を行なっているが、測量用のステレオカメラは高価であり、操作にも熟練を要する。しかし一方、近年の交通事故の増加や多様化を背景として、安価で操作が容易なシステムへの要求が高まってきている。そこで本稿では、このような要求を満たすビデオカメラを用いた新しい図化手法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25