債権管理支援エキスパートシステム
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概要
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企業において、取引先企業の信用分析は欠くことのできない業務の一つである。通常、取引先企業の信用分析は、審査部門,管理部門等の企業内におけるごく一部の専門家の手によって、そのほとんどすべての業務が行なわれているのが通例である。このため、審査部門や管理部門と営業部門等の現業部門との意思疎通がうまくいかず、業務の効率が低下したり、時には部門間の責任転嫁などの支障をきたした例も少なくない。特に、中小企業においては、分析の基礎となる財務諸表自体が企業会計原則の不徹底や粉飾などのため、分析に際し多くの時間を要している。そこで、中小企業の債権管理支援エキスパートシステムを開発した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25