OS/2上の画面処理支援サブシステムの開発
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概要
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ネットワーク環境下で効率の良いシステムの運用するために、オンライントランザクション処理(以下、OLTP)を使うことは、一つの効果的な方法である。OLTPのホストマシンとしては汎用コンピュータやオフィスプロセッサの上位機種を使い、ワークステーションとして下位のオフィスプロセッサを使う従来の方法の他に、ワークステーションとしてパソコンを使ったシステムが多くなってきた。これは、・パソコン用マイクロプロセッサの性能の向上・高機能のパソコン用プラットホーム(OS、ウィンドウシステムなど)の登場などが主な原因である。米国マイクロソフト社とIBM社の開発したOS/2は仮想メモリ、マルチタスクなどの機能を持った、高機能の次世代のパソコンOSである。また、OS/2は標準でプレゼンテーションマネージャというウィンドウシステムを持っている。ここでは、プレゼンテーションマネージャ上で動作するアプリケーションの開発支援ツールとして画面処理支援サブシステムを開発したので、その技術的な側面について報告する。
- 1991-02-25