ローカルウィンドウシステムのXウィンドウシステムへの移行方式に関する一検討
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概要
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ワークステーションにおいて、マルチウィンドウの操作性はオペレータインターフェース上最も重要な構成要素である。最近のAPI(アプリケーションインターフェース)の統合化の動きの中で、UNIX???ワークステーションのウィンドウシステムは、Xウィンドウが実質的な業界標準となっている。一方、各ベンダでは製品開発の過程においてこれまでに独自なウィンドウシステムの上に膨大なソフトウェアを開発してきた。これらの既存のAP(アプリケーションプログラム)資産を業界標準のXウィンドウシステムが走行するマシン上に移行するためには、OSを含む基本ソフト、ウィンドウシステム、CPU方式及びハードウェア依存部等の差分の吸収が必要であるが、本稿では、ウィンドウシステムに着目して移行方式を検討したので以下に述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25