日英機械翻訳システムJETSにおける翻訳エディタ
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概要
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機械翻訳システムを実用的なものとするには、翻訳システムそのものと同様に実用に耐え得るエディタの開発が重要である。筆者は、次のような特徴を持つ翻訳エディタを開発した。(1)日本文の解析結果(文節,語の切れ目,文節の係り受け)を保持し、表示する。(2)文節,語の切れ目,文節の係り受けを翻訳システムに教えるユーザインタフェースを持つ。(3)翻訳結果の英文の構造(生成木)を保持し,英単語の別候補選択,意味のある単位での移動,削除が行える。(4)オブジェクト指向言語COB(1)で記述されており、属性付きの編集が可能な汎用エディタカーネルを用いて実現されている。本エディタは、筆者のグループで研究・開発中の目英機械翻訳システムJETS用として開発したものである。本稿では、JETSの概要を述べたあと、本エディタの設計と実現について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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