ベクトル並列スーパーコンピュータVPP500の並列処理
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
VPP500は、それぞれが高性能なべクトルプロセッサである要素計算機(PE)を高速クロスバネットワークで結合した並列計算機である。VPP500は、最大222台のPEを接続することにより355GFLOPSの演算性能と222GBの主記憶容量とを実現し、超大規模な科学技術計算を高速に実行することを可能とした。本稿では、VPP500の概要について述べた後、クロスバネットワークなどVPP5OOで採用した並列処理アーキテクチャの特徴について説明し、最後に並列処理性能について触れる。
- 1994-09-20