クライアント/サーバによる分散システムの構築
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概要
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昨今の景気低迷の影響により、各企業では情報システムへの投貨コストを抑える方向にある。また一方では、ユーザの情報化ニーズに応えるためには、メインフレームを中心としたシステム構成では困難になりつつある。そのような戦況の中でパソコンやワークステーションの低価格化・高性能化が進み、ダウンサイジング、オープン化がより一層押し進められ、ニーズの実現に一段と期待力高まっている。現在では、UNIXやNOSを搭載したマシンをサーバとし、パソコンやワークステーションをクライアントとして利用するクライアント/サーバ(以下C/S)方式によるシステム処理形態が広く普及している。しかし、そのC/Sシステムを構築するには、メインフレームにおけるシステム開発のような標準的な開発技法がまだ確率されてい江い。そこで、我々はC/Sシステムを構築する上での考慮点作りをテーマに掲げ研究に取り組んだ。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20