時間制約構文の実装
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概要
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ハードウェアや圧縮技術などの進歩により、UNIXワークステーション上で音声や映像などの連続データを処理することが可能となってきている。連続データを処理する際には、それを購成する個々のデータが持つ時間制約を満たすようにしなければならない。しかしUNIX環境では、時間に関する処理は通常タイマーやシグナルなどの機購を組み合わせなければならないので、プログラムが非常に複雑になってしまう。そのため時間制約を直接記述する購文が必要となる。本論文では、C言語の文レベルで時間制約を明示的に記述するための構文とその実装について述べる。時間制約構文を用いることにより、時間制約を持つ処理を簡潔に記述することが可能となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20