SURE/SXOにおける不揮発メモリを利用したファイルアクセスの実現方式
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概要
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クライアントーサーバモデルの概念に基づいたオペレーティングシステムSXOのファイルシステムでは,ファイルサーバが,ファイルオープン等の管理系処理のサービスを提供し,ファイルへのアクセスは各クライアントが独立して処理できる機構としている.この機構は,クライアントを独立した処理単位(PM:Processor Module)に配置することにより,各クライアントからのファイルアクセス処理の並列実行を可能とする,この並列化機構を持つファイルシステムにおいて,不揮発メモリ(FSS-Fast Stable Storage-)を利用することにより,ファイル内データの一貫性を保証するファイルアクセス法を実現した.さらに,このファイルアクセス法では,ファイルそのものをFSSに展開することにより,ファイルアセクスの高性能化も可能としている.ここでは,以上の特徴を持つSXOファイルシステムのトランザクションに連動したファイノレアクセス法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20