フラグメントの部分間差分を用いた例からのプログラム自動合成
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概要
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SummersはS式をS式に変換するLISPのプログラムを、その入出力例から合成する一殿的な手法を提案した。そこでは、複数の例の間の構造的な差異を発見することで、特殊なヒューリスティックを含まないという意味で一般的な関数の合成を可能にしている。また彼の手法はその手続き中に探索をほとんど含まないという特徴を持つ。しかし、Summersの手法では例の間の差異から帰納的関係を仮定するので、適当な順序に従って入出力例を与える必要がある。入出力例に対するこの条件は、目的とする関数に対する知識を仮定したもので、自動プログラミングという観点からは好ましくない。本稿では構造的な差異を例と例からではなく一つの例の部分と部分から発見することで、与える例が必要とする条件を緩和し、自動プログラミングシステムとしてより扱い易いものにすることを考える。
- 1994-09-20
著者
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