プラットフォームとしての電子メール統合環境
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概要
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電子メールは、企業内はもちろんのこと国内外の取引先との情報交換として非常に有効な手段である。電子メールが各企業に導入され始めてから久しいが、国内の一般オフィスワーカの間では海外のようには浸透していない。オフィスではPC(Personal Computer)がようやく普及し、個人ごとに流通ソフトウェアなどを使うようになってきた。しかしそれらPCソフトウェアにより電子化された情報を共有しようとするとき、一度紙に印刷してからFAXしたり、フロッピーディスクで送付しているのが実状である。このような時に電子メールは大いに役立つはずである。本稿では、電子メールがなぜ一般オフィスで普及しなかったかという問題を解決しつつ、個人や組織の情報活用を活性化するために当社で開発中である「電子メール統合環境」を紹介する。図1に全体構成を示す。
- 1994-09-20