イベント駆動型対話処理を実現するICANモデル
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
今日の多くのCADシステムにおける対話処理は、コマンドスクリプト記述言語等を用いた逐次処理によっている。一方、ユーザ・インタフェースの最近の動向としては、マウスによるイベント入力に基づいたイベント駆動型処理が一般的となっている。CADシステムにおいても、個々のコマンドの固定的な処理手順によらずに、ユーザーが任意の順序で平行、垂直、接線等の拘束条件を指定する事により、2次元スケッチを作図するような方式も増えつつある。このような操作方式によるイベント駆動型処理のための対話制御のモデルとして、ICAモデル(Input-Condition-Action-Notice model)を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27